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ヨルモルキミリ-しっぽ達の絆-前日譚「御前様也姉妹」

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ヨルモルキミリ-しっぽ達の絆-前日譚「御前様也姉妹」
-1-
御前様也家の長女「懐石想い」ちゃんは最近困っています。

「血反ちゃん・・その・・何をメモってるんかいな?」

妹の血反吐結びはうちが牛乳を飲む時にどこからともなく現れ
うちの牛乳を飲む姿をじーっと見ているんよ・・・

「別に、なんでもないぞぇ。
 どのくらい牛乳を飲んでおるか調べとるだけじゃ。」

「ち・・血反ちゃん。そげなもん調べてどないするんかね??」

「んなもんは、こっちの内緒じゃて。」
1本下駄をからんころんと鳴らし自室に戻る妹・・
そういやうちの傍に来る時は音がせぇへんかったのに・・!!1本下駄なのにっ!?

-調査完了-
やぁ、主。調査は進んでいるかい?
メモを取っている人物より一回り大きな猫が呑気に質問をします。

「それ程に飲んではおらん。
 週に3回程・・合計では1リットル強じゃな。」

新しいメモを姉の摂った食事の詳細なメモが壁一面に張られている壁に追加し壁を睨む妹。

「食事に関してはさほど我と変化が無い。これは奇妙な現象じゃて。」
自分の胸を拳で叩きながら、つぶやく血反吐結び。

「では、残りは深夜だ。
 何か1人でやっている可能性が高いね。
 どうする?たまには姉上に甘えて一緒に寝るとか言ってみるかい?」
大きな猫はあくびまじりで言った。

「それでは駄目じゃ。」

姉上がいない時に姉上の部屋の引き出しやら押し入れやらを洗いざらい調べておるが・・
せめて胸に塗る軟膏くらいは出てきてもえぇもんじゃが・・・

血反吐結びは頭を抱えながら・・・
「常識では理解できん事が起きておるの・・。」

-2-

深夜。

うーん・・・うーん・・・
なんやろ・・変な夢・・・棒で胸を突かれてる・・・


「なんや!?」
誰かの気配を感じ、布団から飛び出る懐石想い

「ぎゃ!!血反ちゃん!!こんな夜中に何をしてるんや!?」

「何もしておらんぞぇ。」
うちの布団の横で正座をし、静かな目で見つめる妹・・
・・・!!パジャマのボタンが全部外れてる!!!

「ち・・血反ちゃんかい!?へ・・へんないたづらしてるんやね!?」

「いや・・その・・・それは・・パジャマのボタンは我じゃないぞぇ。
 あれじゃよ・・さっき知らん男が姉上のパジャマを脱がしていただけじゃよ。」

「そっちの方が怖いやんか!!!」

「いや・・姉上が想像しておる光景と違うぞぇ。
 なかなか男前な奴で、白雪姫っぽく脱がしてただけじゃよ。」

「血反ちゃん・・あ・・あんた・・・」
まさか・・・うちの妹は・・そういう方向の・・・・

「特に問題は無かったぞぇ、それではお休み。」
1本下駄をカランコロン鳴らしながら部屋を出ていく妹・・・
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K’

現在最新作
「ヨルモルキミリ~しっぽ達の絆~」公開中
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※ヨルモルキミリシリーズ2作目


-個人作品-
たおるけっとをもういちど
タオルケットをもう一度シリーズ制作
ヨルモルキミリシリーズ制作

-その他スピンオフ作品-
かいけつ!猫足乙女ちゃん
笑う、わらわぅ
夜の海でお月様を釣る
鬼マガツ時

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